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ベトナムのホーチミン市は、市内の渋滞解消およびに事故を減少させることなどを目的として、複数の市内の交通整備プロジェクトを開始する予定であることを発表した。

ベトナムの最大商都であるホーチミン市では、人口増加に伴い車とバイクが増加しているが、これを支える交通インフラを事前に整備していなかったこともあり、深刻な交通渋滞が発生するとともに、交通事故が多発していた。特に交通量が多い交差点において、適切に信号や道路を渡る歩道橋・陸橋が設置されていないため、観光で訪れた人が事故に巻き込まれるケースもあった。また、更なる経済発展を行うためには、円滑な物流インフラを整備するためにも、交通渋滞は早期に解消する必要があったことからも、ホーチミン市は本格に対策を実施することとなった。

現時点で計画している交通インフラ整備プロジェクトの予算合計は6億ドル程度となり、一般道整備・高速道路整備・橋整備・地下道整備・地下駐車場整備などを予定している。2016年内には、これらの整備のうちの1億ドル程度の整備が完了する予定である。

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