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岐阜県は、「飛騨・美濃じまん海外戦略プロジェクト」の一環として、岐阜県知事である古田肇(ふるた はじめ)知事が、5月22日から28日の日程でベトナムとタイでトップセールスを実施する事を発表した。

「飛騨・美濃じまん海外戦略プロジェクト」とは、官民が連携したうえで成長著しいアジアなどの海外市場をターゲットとして、観光誘客と農産物・県産品の輸出促進を図る事などを目的として、平成21年度から実施しているプロジェクトである。今までにはシンガポール・香港・マレーシア・中国・タイ・インドネシア・台湾・ベトナム・フィリピン・イギリス・フランス・スイスなどで実施していたが、今回のトップセールスでは経済成長が著しいベトナムとタイに再度訪問する。今回のトップセールスでは、岐阜県知事だけでなく県議会の議長や県内金融機関関係者、全農関係者、観光事業者、県内関係企業なども参加する

ベトナムでの予定は、ゲアン省に訪問し省関係者との面談やゲアン省と岐阜県との農業協力プロジェクト関連現場の視察を行う。また、ベトナム政府関係者やベトナム投資開発銀行の会長との面談も予定している。飛騨牛フェアも開催する予定。

タイでの予定は、岐阜県の農産物を取り扱っている百貨店のセントラルグループや大手訪日旅行会社の幹部との面談を行う。また、大使公邸で岐阜県に関する観光・食・物などを紹介する岐阜県PRイベントに参加する。東南アジア漁業開発センターとの技術協力に関する覚書も締結する予定。