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シンガポールとマレーシア結ぶ高速鉄道建設計画に韓国政府も参戦するため、韓国政府と企業からなる代表団が14日にマレーシアに訪問した事をマレーシアメディアが報じた。

この報道によると、韓国国土交通大臣がマレーシアの政府高官への会談を実施し、この高速鉄道建設計画に韓国政府は官民一体となって参加する方針である事を伝えた。その際に、韓国企業の提案は、日本政府の案よりも安価であり中国政府の案よりも安全性が保たれるものとなる見込みであり、総合的には他国案を凌駕するものとなるであろうと伝えた。マレーシア政府側は、今回の韓国政府の代表団の訪問を歓迎するとともに、韓国政府から良い提案が行われる事を期待していると伝えられた。また、現段階では提案する国を絞っていない状況のため、多くの国がこの提案に参加する事を歓迎している状況である事も伝えられた。

この韓国の代表団はメディアからの取材に対して、韓国政府は他国よりも良い提案が行える自信があり、最終的には韓国製の高速鉄道が採用されるであろうと答えている。日本政府も高速鉄道を受注するために、国土交通省がシンガポールやマレーシアへ訪問し現地の陸上公共交通委員会などとの協議を実施している。シンガポール・マレーシア高速鉄道計画は、中国企業が受注したインドネシア高速鉄道計画以上の激戦となる事が予想されている。