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日本政府は、安倍晋三内閣総理大臣とベトナムのグエン・スアン・フック首相が日・ベトナム首脳会談を15日に実施した事を発表した。

両者は会談で現状の二国間関係・経済協力・選挙状況などに関して幅広く話し合われたが南シナ海の領有権問題を中心とした話し合いが行われた。安倍総理からは、ハーグ仲裁裁判所が判決を下したことにたいしてベトナム政府が公式声明を発表した事を把握しており引き続き連携していきたい旨が述べられた。フック首相からは、南シナ海問題に関してはベトナム政府と日本政府が連携していく事が重要でありASEAN外相会議などの際においても引き続き連携していきたい旨が述べられた。また安倍総理からは、ベトナム政府における海上法執行能力の強化は重要な課題であり、日本政府は中古船供与に向けた手続きや新造船供与に向けた調査を進めている事も説明された。

両者は結論として、両国の信頼関係を引き続き強化していき「広範な戦略的パートナーシップ」の元で幅広い分野における協力を強化していく事で同意した。

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