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中国外務省は、南シナ海問題において日本政府は中国政府を批判するが、国際社会の多数は中国政府を支持しておりASEAN会議の総意においても中国を批判していないことからも、日本政府はこの問題に敗北しており自身の敗北を認める事は難しいが大人しく受け入れるべきである、との見解を明らかにした。
中国外務省の報道官は南シナ海問題において、以下の旨の見解を明らかにした。
「日本政府と日本の報道機関は南シナ海の領有権問題において、中国政府を批判する活動を続けているが、国際社会の多くは日本に同調していないのが実態です。中国政府とASEAN加盟国との間で話し合いを実施した際にも、この地域のおける平和と安全を早急に確保するために、平和的な話し合いで解決する事に同意しています。また、仲裁裁判所の判決にも言及していない事からも、中国政府は当初の予定通りに二国間同士による話し合いを進めていきます。」
「南シナ海問題において日本は中国に敗北した事が明らかです。敗北を認める事を拒否することは、最も哀れなものです。」
「仲裁裁判所の判決が発表された際に、日本はどの国よりも過剰に反応していましたが、国際社会の多くは中国政府を支持している事を把握しておく必要があります。」
「日本政府は国際社会と協力していくと繰り返し主張しているが、80カ国以上の国・国際機関・地域機関が中国政府の立場と対応に支持を表明しています。国際社会の多くは中国側である。」
「今回の仲裁裁判所は違法なものであることからも、中国政府は真の国際法を遵守していきます。日本政府も自身の意思で国際法を捻じ曲げずに、正しい国際法に従い国際秩序を維持するように願っています。」
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