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ベトナムのバンドンとモンカイを結ぶ高速道路は中国からの融資を受けて建設が進められる方針であるが、中国から融資を受ける事には多大なリスクがあるとして専門家などからは反対すべきとの声が挙がっている。
ベトナム政府は、国内の交通インフラを整備し更なる経済成長を図る事を目的として、経済特区であるバンドンとモンカイを結ぶ高速道路を建設させる事を決定していた。この建設には多額の資金と技術が必要となることから、中国進出口銀行(CHINA EXIM BANK)からの約3億米ドルの借り入れを行い、中国系企業の建設企業が建設を実施する予定であった。しかしながらベトナム国内の専門家などからは、この計画は中止すべきとの声が挙がっている。
専門家などからは、ベトナム政府は南シナ海の領有権問題で中国政府と争っているため、今後の状況によっては建設途中の道路が破棄される可能性もあると指摘されている。また、今までに中国政府が建設してきた交通インフラの質は極めて低く、今後の維持・メンテナンスには多額なコストがかかる事が想定されることからも、中国政府以外からの投資を受け入れるべきだとの声も挙がっている。
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