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大手電機メーカーである株式会社東芝は、タイのガンクル・エンジニアリング(GUNKUL ENGINEERING PUBLIC COMPANY LIMITED)が千葉県君津市で建設するメガソーラー発電プラントの建設工事を受注した事を発表した。
タイのガンクル・エンジニアリングは、1982年の創業以来から近隣諸国のラオス・ベトナムだけでなく海外においても太陽光発電事業などを展開していた。近年では日本企業との提携も強化しており、2013年には中部電力株式会社と共同でタイの太陽光発電事業を進める事を発表していた。ガンクル・エンジニアリングは、日本における事業展開を加速させるために、千葉県君津市にメガソーラー発電プラントを建設し運営する特別目的会社に出資していた。
東芝が今回受注した担当部分は、基本設計を含むエンジニアリング全般、主要機器の納入およびプラントの建設を含めたプロジェクト全体のEPC契約となる。受注金額は約90億円となり、発電出力は約33.5MWとなる。年間の推定発電電力量は約4500万kWhとなり、これは一般家庭の10,000世帯分程度の年間使用電力量に相当する。このメガソーラーの運転開始は2018年度頃を予定している。
東芝は、今後も電力用メガソーラーでの豊富な実績を生かして、国内外の事業者の幅広いニーズに対応していく方針である事を表明している。
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