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NEC(日本電気株式会社)は、アメリカ企業と共同でシンガポール最大の電力会社が推進する次世代電力グリッド共同開発プロジェクト「Singapore Power Energy Advanced Research and Development(SPEAR:スピア)」に参画する事を発表した。
この本共同開発プロジェクトは、シンガポール最大の電力会社であるSingapore Powerが推し進めるものである。NECとNEC Asia Pacificは、アメリカ企業で電力事業者に向けてデータ分析・可視化ソリューションを多数納入しているSpace-Time Insightと共同でプロジェクトを進めていく。
このプロジェクトでは、シンガポールにおけるエネルギーインフラを更に高効率化・高信頼化する事などを目指して、次世代スマートグリッド技術の研究開発、実証、導入を実施していく事を目的としている。具体的には、設備管理の高度化に関する検討と、停電管理の高度化に関する検討を実施する。これらの検討の際に、NECとSpace-Time Insightが提供するデータ分析が、電力グリッドの信頼性、耐久性向上と障害時のインパクトを最小化する事に役立つとみられている。
NECはこの共同プロジェクトの経験を生かして、今後もアジア・太平洋地域でのスマートエネルギー事業の更なる拡大を進めていく方針である事を表明している。
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