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中国外務省は、9月4日から5日の日程で開催するG20は経済問題を話し合う場であるため、南シナ海問題を話し合う予定は無い事を発表した。
中国外務省で実施された30日の定例記者会見の際に、記者からの「G20サミットは南シナ海問題を話し合う事に適切な場であると考えますか?」との質問に対して、中国外務省の報道官は「この質問の意味が分かりません。G20サミットは、世界経済の発展に主軸をおいたグロバールな経済交流を促進する会議です。中国政府は各国と緊密な連携を行い、世界の経済成長を後押してグローバルガバナンスを向上させるために全力をつくします。よって、G20サミットは南シナ海問題とは全く関係がありません。」と述べた。
この質問を受けて記者からは「ロイター通信などによると、いくつかの国からはこの問題を取り上げる可能性があると報じられています。」と質問されたのに対して報道官は
「この質問をする理由が私には分かりません。中国政府はG20サミットに参加する他国から全面的に支援を行うと宣言されており、中国政府は他国との緊密な連携を実施しています。国連事務総長の潘基文氏とは、今回のサミットのテーマは国連のアジェンダに沿ったもので実施すると確認しており、世界経済の長期発展に焦点をあてたものとなります。中国政府はサミット成功に向けて全力をつくしていきます。」と述べた。
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