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フィリピン外務省は、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領とアメリカのオバマ大統領が晩餐会の前に直接会い、会話と握手を実施した事を発表した。
フィリピン大統領とアメリカ大統領による首脳会談は9月6日に実施する予定であったが、事前調整の際にドゥテルテ大統領がオバマ大統領に対して侮辱的な言葉を使用し批判した事により、会談が直前キャンセルされるという異常事態が発生していた。オバマ大統領はドゥテルテ大統領の発言に対しては、不快に感じたがドゥテルテ大統領を特徴的だが優秀な人であるとして特段の問題視はしていないという寛容的な立場をみせた。そのため、ドゥテルテ大統領も自身の非を認めたことにより、両者が顔を合わせた会話と握手が実施されることとなった。
両者が交わした会話の内容は公開されていないが、ドゥテルテ大統領は既に自身の発言を反省している事を表明していることから、謝罪の言葉が出たとみられている。
今回の騒動を受けてドゥテルテ大統領の側近達は記者団に対して「大統領の暴言には悪意がないものだ。ついカッとなってしまい、思っている以上の事を言ってしまうだけだ。その際に、国を守るという責任感から過激な言葉を使ってしまうだけだ。彼は失言をすぐに認めて謝罪する事もしている。また、相手と直接会った際に過激な言葉を使うことも基本的にはしていない。報道関係者も彼の発言を額面通りに受け取らないで欲しい。また、無意味に失言をさせるための煽る質問なども控えてほしい。」とドゥテルテ大統領を擁護する説明を実施していた。
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