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ベトナム外務省は、南シナ海の安全と平和を維持するために日本政府の関与を歓迎し、日本政府との軍事連携や共同パトロール活動を積極的に進めていく方針である事を発表した。
日本の稲田防衛大臣は「日本政府は中国政府の法の支配を崩そうという姿勢に対抗するために、アメリカ政府と共同で東シナ海と南シナ海における関与を強めていきます。日本政府はこれらの地域において、アメリカ政府との共同軍事演習などを積極的に実施していきます。」と15日の講演の際などに方針を表明していた。
これらの発言を受けてベトナム外務省は「南シナ海は全ての当事者が協力し、平和と安全を維持していかなくてはいけません。日本の防衛大臣の発言をベトナム政府は歓迎をもって受け入れます。ベトナム政府は日本政府との連携を強め、共同軍事演習や共同パトロールなどを積極的に実施していきます。」と見解を明らかにした。
中国政府と南シナ海の領有権問題を争っているフィリピン政府とベトナム政府の最近の外交方針は大きく異なっている。フィリピン政府はアメリカ政府との関係を悪化させたうえで中国政府との直接対話にて解決しようとしているが、ベトナム政府は日本政府とアメリカ政府との関係を強化したうえで解決しようとしている。日本政府もベトナム政府との関係を強化するために、天皇陛下のベトナム訪問などを決定させている。
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