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計装機器・空調制御機器・水道機器などの製造と販売を行うアズビル株式会社(旧社名：山武株式会社)は、ベトナム現地法人であるアズビルベトナム有限会社が、ベトナムのフエ省水道公社と販売店契約を締結したことを発表した。

アズビルでは、JICAと横浜市水道局によるフエ省水道公社への技術協力の取組みに、横浜水ビジネス協議会の会員企業として参画していた。この取り組みにおいては、システムによるデータ管理技術の領域で支援を実施しており、昨年にはフエ省水道公社の浄水場に水質管理に必要な薬品を適正量注入するための自動制御システムを導入していた。これらの活動がフエ省水道公社から評価されたため、アズビルとフエ省水道公社の間で販売店契約が締結される事となった。

この販売店契約は、ベトナムの水道事業体にアズビルの技術導入を進めることで水道事業環境のさらなる改善を目指すことを目的としている。今後はフエ省水道公社を通じて、アズビルの製品・監視システム・計測機器・ソフトなどをベトナム国内の各水道事業体に販売していく。

アズビルグループは、今後もフエ省水道公社と協業のもとでベトナムにおける水道水の安全と安定供給を支援していく方針である事を表明している。