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フィリピン国防省は、アメリカ政府とフィリピン政府の共同軍事演習「PHIBLEX」を4日から開催した事を発表した。

フィリピン国防省の発表によると、今回の演習は定期的に実施されている通常の演習通りに実施され、両国で約1900人が参加するものとなる。演習を行う場所は、南シナ海に近いパラワン島やルソン島などとなり、9日間の日程で実施される予定である。今後も同様の演習は定期的に実施していく予定であり、アメリカ軍との関係に関しては今まで通りの友好関係を維持していくとしている。

フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、アメリカ・フィリピン共同軍事演習は10月に実施するのを最後として今後は実施しないと発言したが、ヤサイ外相が大統領の発言は間違っており今後は南シナ海における共同演習を行わないだけであり他の地域における共同軍事演習は今後も実施していくと述べていた。アメリカ政府も、フィリピン政府からの正式な停止要求は受けていないとして、今年も来年以降も通常通りに共同軍事演習を行う予定であると発表している。