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三菱商事株式会社は、三菱自動車工業株式会社、三菱ふそうトラック・バス株式会社、インドネシアのクラマユダ社(PT Krama Yudha)との間で、インドネシアにおける自動車生産・販売事業の再編を行う事で合意した事を発表した。
三菱商事のインドネシアにおける自動車生産・販売計画は、三菱ブランドの浸透を図るために1970年からクラマユダ・ティガベルリアン社(KTB)などを中核として展開を進めていた。この結果、累計250万台の販売を2015年末には達成していた。インドネシアでは今後も富裕層と中間層が増加し、消費に関する意識やニーズも変化していくとみられていたことから、これらの変化に細かく対応していく事などを目的として、既存の経営体制を見直す事を決定した。
現在のKTBは三菱ふそうブランド専門の販売・生産会社として存続し、出資比率が三菱商事30%、三菱ふそう30%、KY40%へ変更となる。三菱自動車事業については新たに販売会社を設立する。この会社は2017年4月から営業開始する予定であり、出資比率は三菱商事40%、三菱自動車30%、KY30%となる予定である。この様に三菱自動車と三菱ふそうのブランド別に事業を分割し運営していく事で、効率的な運営体制を確立するとともに、生産体制の強化及び組立部品の現地調達を推進していく。
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