ASEAN PORTAL(アセアン ポータル)

中国外務省は、フィリピン政府とマレーシア政府の両首脳が訪中した事に関して、両国は正しい選択をしており中国はASEAN地域における平和に貢献している、と発表した。

中国外務省で9日に実施された定例記者会見の際に、記者から「シンガポールメディアのストレーツ・タイムズは、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領がマレーシアに訪問した際に、マレーシアのナジブ・ラザク首相と対中国政策を話し合うと報じています。フィリピン外務省は、フィリピンとマレーシアの中国への政策は両国とも自国の利益に繋がるものであるとしています。中国外務省の見解は？」との質問が行われた

外務省の報道官は「マレーシアとフィリピンの両国の首脳が訪中を行い、中国の指導者達と会談を行った事は、両国関係を発展させる実りあるものとなりました。両政府は、中国政府との関係を推進させ対話と協力を進めることで、自国民に対して利益を提供するという指導者として正しい選択をしていると思います。中国は親しみやすさと良き隣人という方針で、近隣諸国との関係を発展させており、ASEAN地域における平和と発展に貢献しています。」との旨を述べた。