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ベトナム政府は、日本政府との間で第四回となる日本・ベトナム防衛政策対話を11月29日に実施し、日本政府はベトナムの防衛関連製品の製造を支援し、自衛隊がカムラン湾に定期的に寄港する事が決定した事を発表した。
日本政府とベトナム政府は、両国間の防衛関連分野における交流と協力を図る事を目的として、日本・ベトナム防衛政策対話を定期的に開催しており、今までに3回の防衛政策対話を実施していた。両国は更なる防衛協力を深めるために、第4回目となる防衛政策対話を東京で開催する事となった。
開催された対話では、両国は現在の相互信頼の上で成り立っている防衛協力の関係を更に発展させていく事に合意し、人的交流と協議を更に増加させていく事で合意した。特に協力を進めていく分野としては、平和維持活動・共同軍事訓練・サイバーセキュリティなどが挙げられた。
今年に自衛隊の護衛艦がベトナムのカムラン湾に寄港しベトナム海軍との共同訓練が行われた事も話題に挙がり、ベトナム政府は今後もカムラン湾への自衛隊の寄港を歓迎するとともに、カムラン湾における各種支援を提供する準備がある事が述べられた。今後も自衛隊が定期的にカムラン湾に入港する事で合意した。
平和維持活動における具体的な取り組みとしては、ベトナム国内に埋没したままである不発弾や地雷の除去に関しても、日本政府は支援と協力を続けていく事を約束した。また、日本政府がASEAN各国との防衛協力を進める事をベトナム政府は歓迎し、ベトナム政府はこの日本の活動をサポートしていく事を約束した。
防衛産業における協力としては、日本政府はベトナム政府が防衛関連製品・装備を製造する際に各種支援を実施する事が合意された。
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