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日本の広告代理店である株式会社電通は、インドネシア独立系で最大の総合広告会社である「ドゥイ・サプター・グループ(Dwi Sapta Group)」と、2017年度第1四半期内に株式51%を取得し段階的にシェアを拡大して完全子会社化するオプションを取得する契約で合意した事を発表した。
インドネシアは堅実な経済成長と人口増加が続いているために、東南アジアでは最大かつ世界においても8位の規模を擁する有望な広告市場である。そのため電通は、インドネシアにおける広告市場を確実に獲得しリーディングポジションを確立することを目指して、インドネシアの独立系では最大のフルサービスを提供する総合広告会社「ドゥイ・サプター・グループ」を買収する事を決定した。この企業グループは400人もの従業員と9つの専門会社を抱えており、2015年12月期の収益は約9.0億円であった。
今回の株式取得は、電通の海外本社である電通イージス・ネットワークを通じて実施される。買収手続きが完了した後は、ドゥイ・サプター・グループ傘下の各社とインドネシア現地で展開する電通グループが業務連携・統合を図っていく。これらの連携を通して、現地における相乗効果を高め、インドネシアでの成長戦略を加速させていく方針である。
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