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日本政府は、台風により甚大な被害を受けたフィリピンのレイテ州の中学校の整備を支援していたが、この整備が完了した事に伴い引き渡し式典を実施した。
レイテ州のオルモック市にあるイーピル中等学校では、台風ヨランダにより校舎の壁や屋根が破損し多数の教室が使用出来ない状況であった。そのため子供達の学習環境に多大な悪影響が発生しており、校舎の修復を行う事が喫緊の課題となっていた。そのため日本政府は、国際人道支援活動団体であるNGOイスラエイドのフィリピン支部を通じて、イーピル中等学校において1校舎4教室を整備する事業の支援を実施する事を決定した。
この支援プロジェクトは2014 年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「オルモック市イーピル中等学校整備計画(台風ヨランダ被害支援)」として約1,000万円が供与される形で実施していた。整備が完了したために教室不足という問題点が改善され、この学校に通う1900人の生徒達が安心・安全に教育を受ける事が可能となった。
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