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アメリカのニューヨークに本社を置くアメリカ大手保険グループ「マーシュ・アンド・マクレナン」の傘下の人事コンサルティング・ファーム「マーサー」は、2017年版の「世界生活環境調査(QUALITY OF LIVING SURVEY)」を発表した。アジア地域での最高順位は、25位のシンガポールとなった。
マーサーでは、世界の主要都市を対象として生活環境の状況を数値化したランキング「世界生活環境調査」を毎年発表しており、2017年版の報告書を3月14日に発表した。この調査結果は、企業が海外に社員を派遣する際の報酬を決定する際等に参考とされている。
アジア地域では、25位にシンガポール、47位に日本の東京、50位に日本の神戸、51位に日本の横浜、60位に日本の大阪、63位に日本の名古屋、71位に香港、76位に韓国のソウル、85位に台湾の台北がランクインしている。シンガポールは前年から順位を一つあげており、アジア最上位の地位を保っている。なお、東京は昨年から順位を下げている。
今回の調査では、都市における公共交通機関・飲料水・電話・電力供給・郵便・国際航空路線網などを評価対象とした「都市インフラ・ランキング」も発表しており、このランキングではシンガポールが最高位となった。
【2017年世界生活環境調査のトップ10】
1.オーストラリア:ウィーン
2.スイス:チューリッヒ
3.ニュージーランド:オークランド
4.ドイツ:ミュンヘン
5.カナダ:バンクーバー
6.ドイツ:デュッセルドルフ
7.ドイツ:フランクフルト
8.スイス:ジュネーヴ
9.デンマーク:コペンハーゲン
10.スイス:バーゼル
10.オーストラリア:シドニー
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