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日本の国土交通省は、アセアン地域におけるグリーン物流の推進と質の高いコールドチェーン物流を実現させる事を目的として「第11回日ASEAN物流専門家会合」を2月23日に開催する事を発表した。
日本政府はアセアン加盟国との間において交通分野の協力を進めるため、2003年に日ASEAN交通連携の枠組みを設立し、物流専門家会合を実施していた。このアセアン地域においては、経済成長が続くとともに、高品質なコールドチェーン物流の構築が求められていた。そのため、日本政府はアセアン地域におけるグリーン物流やコールドチェーン物流の構築を支援するため、第11回日ASEAN物流専門家会合を実施する事を決定した。
今回の会合は、マレーシアの首都クアラルンプールで23日に開催される。日本政府からは国土交通省総合政策局国際物流課長が参加し、アセアン側からは、インドネシア・フィリピン・ベトナム・タイ・マレーシア・カンボジア・ラオス・ミャンマー・シンガポールの政府関係者が参加し、ドイツ国際協力公社(GIZ)なども参加する。会合ではASEAN各国からグリーン物流に関する取組状況が発表され、「グリーン物流ビジョン・アクションプラン」に基づく具体的な取組方法についての議論が実施される予定。日本側からは、物流事業者からコールドチェーン物流の紹介が行われ、「日ASEANコールドチェーン物流プロジェクト(仮称)」案についての説明が実施される。
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