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日本の国土交通省港湾局とシンガポール海事港湾庁は、日本とシンガポールとの間における港湾分野の協力を促進させるため、協力覚書を締結した事を発表した。

日本政府とシンガポール政府は、石井国土交通大臣とジョセフィン・テオ首相府担当兼外務担当兼運輸担当が昨年の7月に会談を実施し、両国は港湾分野の協力を進めていくべきであるとの認識で合意していた。その後も協議を続けた結果、両政府は港湾分野における緊密なパートナーシップを構築し、港湾の持続可能な発展のための相互支援を強化する事等を目的として「日本国国土交通省港湾局及びシンガポール海事港湾庁との間の港湾分野における協力に関する覚書」に署名した。今後は、両政府は覚書に基づいた相互協力の促進を進めていく。

今回の協力覚書が締結された事に関して、日本の国土交通省港湾局長は「港湾分野を取り巻く環境は大きく変化しており、これらの共通の課題に対応するためシンガポールと日本が連携していくことは、アジア地域の発展にとって重要である。今後は両国の港湾の持続可能な発展のため、緊密な協力関係の構築を目指したい。」との旨のコメントを発表している。

シンガポール海事港湾庁長官は「海洋分野で起きている変化を考慮すると、この覚書への署名は適切なものである。この覚書は、両国の港湾局の間の協力のレベルを高めるものとなる。また、横浜港などの主要港湾との協働も行っていきたい。」との旨のコメントを発表している。

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