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インドネシアに訪問中のアメリカのマイク・ペンス副大統領は、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領と会談を20日に実施し、両国は南シナ海問題等の防衛分野を含めた幅広い協力を進めていく事で合意した。

会談後にペンス副大統領は、アメリカ政府とインドネシア政府の今までの良好な協力関係の歴史を述べるとともに、トランプ新政権では今後もインドネシア政府との幅広い協力関係を深化させていく方針である事を述べた。また、インドネシアの近隣諸国であるベトナム政府とフィリピン政府等が中国政府と南シナ海の領有権を争っている問題に関しては、アメリカ政府はインドネシア政府と協力したうえで、南シナ海における航行の自由を守っていく方針である事も述べられた。

ペンス副大統領は、太平洋地域における各国政府とのパートナシップ関係を強化する事を目的として、15日から24日までの10日間の予定で各国を訪問している。インドネシアでは、経済・防衛・イスラム教等に関する協力を深めるために、政府高官や経済団体等との会談を実施していく予定である。