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新聞通信事業に関する調査研究などを行っている公益財団法人の新聞通信調査会は、「諸外国における対日メディア世論調査」を2017年2月に実施し、『日本を信頼できる国だと思いますか』という項目ではタイが89%と最も高かったという事を発表した。
この調査は、アメリカ・イギリス・フランス・タイ・中国・韓国の6カ国を対象として、それぞれの国で約1,000 人を対象として電話調査もしくは面接調査を実施したものである。昨年の1月にも同じ国を対象とした同様の調査を実施しており、今回が3回目の調査となる。
『あなたは、日本を信頼できる国だと思いますか。』という質問に対して信頼できると回答したのは、タイが89.0%、フランスが80.4%、アメリカが76.7%、イギリスが65.4%、中国が16.9%、韓国が13.8%であった。
『あなたは日本に行ったことがありますか。』という質問に対して、韓国が50%、中国が12.3%、アメリカが12.2%、イギリスが4.4%、フランスが4.2%、タイが3.4%であった。
『日本人で知っている人の名前を1人挙げてください。現在、存命中か否かは問いません。』という質問に対しては、アメリカ・中国・韓国・タイでは「安倍晋三」が1位となった。イギリス・フランスでは「昭和天皇」が1位となった。2位以降は国によって大きく異なり、アメリカでは「イチロー」「山本五十六」「宮崎駿」、イギリスでは「オノ・ヨーコ」「香川真司」「葛飾北斎」「小島秀夫(ゲームクリエイター)」、フランスでは「ナルト」「鳥山明」「ピカチュウ/ポケモン」、中国では「小泉純一郎」「村上春樹」「山口百恵」、韓国では「豊臣秀吉」「伊藤博文」「田中角栄」、タイでは「ドラえもん」「小澤マリア」「蒼井そら」などが挙げられていた。
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