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日本の国土交通省は、海外と港湾・海事分野における協力を強化する事等を目的として、「第44回APEC交通ワーキング MEG会合」を4月25日から28日の日程で台湾で開催した事を発表した。
今回開催された「第44回APEC交通ワーキング MEG会合」には、合計で14か国が参加した。ASEAN地域からはインドネシア・マレーシア・シンガポール・タイ・ベトナム・フィリピンが参加し、他の地域からは中国・中国香港・日本・韓国・カナダ・アメリカ・パプアニューギニア・ロシア・台湾が参加した。日本側からの出席者は、議長として北海道大学北極域研究センターの安部教授と、港湾局産業港湾課の首席国際調整官・海事局検査測度課の危険物輸送対策室長などの関係者が参加した。
会合では、「環境負荷軽減や海上交通の安全確保に向けた取り組み状況」「APEC域内の連結性強化のための国際海運状況の変化と影響」の報告が各国から実施された。日本政府からは、APEC域内におけるクルーズ市場の拡大を踏まて、クルーズ振興のための情報共有プログラムの進捗状況を報告した。また、APEC域内のサプライチェーンに影響の大きいパナマ運河の運河拡張後の開通状況を紹介した。
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