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日本の海上自衛隊は、フィリピン操縦士に対して、海上自衛隊練習機TC-90型航空機の運航を実施するために必要となる操縦教育を実施する事を発表した。
日本政府は、フィリピン政府の南シナ海などにおける海上保安力を向上させる事等を目的として、海上自衛隊練習機TC-90型航空機を供与するなどの支援を実施している。この供与した機体を適切に使用する事が出来るように、教育面からの支援も実施している。第1期生となるフィリピン操縦士の2人には、昨年の11月28日から訓練を実施していたが、5月26日に第1期生の訓練が完了する事に伴い、新たに第2期生への訓練を実施する事となった。
2期生へ訓練を実施する期間は、5月29日から10月20日となる。教育を実施する部隊は、徳島教育航空群の第202教育航空隊となる。教官は2等海佐などの4名が務め、訓練員は海軍少佐の「マーク クリストファー シメオン」「ジェリー カトバガン」の2名となり、地上と空中の両面からの教育を実施していく。
海上自衛隊では、合計で6名のフィリピン操縦士への訓練を行う事を予定しており、第3期生への訓練も実施する予定である。
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