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在インドネシア日本大使館は、インドネシアの西ヌサ・トゥンガラ州スンバワ島で無償資金協力として実施していた太陽光発電式浄水施設の整備が完了した事に伴い、引き渡し式典を開催した事を発表した。
インドネシアのララック・ロンゲス村を流れる川では、家畜の水浴びに使用され生活排水が流れ込んでいる等の理由により衛生的とは言えない状況であった。また、飲料水として利用されている井戸水は、乾季には水位が下がる事により十分な量が得られていなかった。そのため、この村の住民達が安心・安全な水を常時使用する事は難しい状況であった。この状況を改善させるために、日本政府はヤマハ発動機株式会社とパナソニック株式会社の協力の元で官民連携事業として支援を実施する事を決定していた。
この支援は「西ヌサ・トゥンガラ州西スンバワ県における太陽光発電式浄水施設整備計画」として、約1540万円が供与されていた。ヤマハ発動機とパナソニックの協力の元で、安全な飲料水と生活用水を安定的に確保するための太陽光発電式浄水施設を設置し、この施設を運営し維持管理を行う住民組織に対し研修も実施した。
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