このページの所要時間: 約 1分4秒
日本の防衛省とフィリピン政府は、フィリピン共和国のロドリゴ・ドゥテルテ大統領がフィリピン北部のスービック港に寄港中の海上自衛隊護衛艦「いずも」に4日に乗艦した事を発表した。
ドゥテルテ大統領は、河井克行内閣総理大臣補佐官による出迎えを受けた後に、いずもに乗艦した。河井総理補佐官と山村海上幕僚副長の案内により、艦内の医療設備や司令部区画などを一時間半以上にわたり視察した。外国の元首が「いずも」に乗艦するのは、今回が初めてのこととなる。
ドゥテルテ大統領と河井総理補佐官は、この機会を活かして、日フィリピンの二国間関係や国際情勢について親密かつ率直な意見交換を実施した。河井総理補佐官からは、日本とフィリピンは共に海洋国家である事からも海洋安全保障分野での協力を強化したい旨が述べられた。ドゥテルテ大統領からは、今回の乗艦は素晴らしい経験となった事への感謝の意が述べられるとともに、いずものHA/DR対処能力の高さを称賛し、今後も日本との防衛協力関係を一層強化していきたいとの旨が述べられた。
ドゥテルテ大統領は乗艦後に記者に対して「日本は大切な親友であり歴史的にも繋がりが深い国です。今後も協力を進めていきたいです。」との旨の見解を述べている。
View Comments
Previous 1 2 3 4 5 6 Next