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日本の国土交通省は、ベトナムの高速道路建設を支援する活動の一環として、ベトナム交通運輸省との間において官民連携型(PPP)の高速道路建設に協力する事に合意した覚書に署名した事を発表した。
堅実な経済成長が続いているベトナムでは、増加する貨物輸送などを確実かつ迅速に行うために高速道路の建設需要が非常に増加している。これらの高速道路の建設はADB(アジア開発銀行)などの国際金融機関からの融資を受けて進められているが、全ての需要を満たすだけの投資が行われていないために、民間投資を活用した高速道路整備に関しても検討が実施されていた。そのため日本政府はベトナム政府との友好関係も鑑みて、ベトナム交通運輸省との間において協力覚書を締結する事を決定した。
日本の国土交通省とベトナム交通運輸省は、今後は合意した覚書「高速道路PPPプロジェクトに関する協力」に基づいて、ベトナム国内の高速道路を対象とした協力を進めていく。具体的な協力内容は、高速道路に関するセミナー等を通じて両国間における意見交換や、ベトナムの高速道路プロジェクトでのPPP事業の展開と適用に関する調査研究への支援を実施していく予定である。協力期間は2019年6月までを予定している。
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