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日本の国土交通省とタイの運輸省は、『第3回日タイ・ハイレベル合同委員会』を東京で7日に開催し、タイ国内の「バンコク～チェンマイ高速鉄道」などの鉄道案件全般における協力関係を強化するための覚書を締結した事を発表した。

日本政府とタイ政府では、両国間における貿易・投資・インフラ整備などにおける協力を計画的かつ確実に実施する事などを目的として「日タイ・ハイレベル合同委員会」を2015年11月に開催していた。その後も合同委員会を定期的に実施する事に合意しており、第二回目となる委員会は昨年の12月に実施されていた。

今回実施された3回目となる委員会では、鉄道案件に重点をおいた協力に関して協議され、二国間の協力をさらに加速化するための覚書が締結された。今回締結した覚書では「バンコク～チェンマイ高速鉄道」「バンコク首都圏都市鉄道の整備」「バンスー駅周辺都市開発」「バンコク～ラヨーン高速鉄道」「その他の貨物鉄道輸送サービス効率化」などに関する協力を実施していく事に合意している。