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日本の総合商社である双日株式会社は、タイの業務用食品卸事業に参入するために、タイの業務用食品卸会社「エフビー・フードサービス (2017)」の株式43%を取得した事を発表した。
タイでは、経済成長が続く事により外食市場が成長しており、今後も更なる拡大が見込まれている。また、レストランチェーンも拡大しており、日本からも多くの外食企業が進出している事からも、業務用食品卸および食品加工への更なるニーズが高まるとみられている。そのため双日は、タイの業務用食品卸事業に参入する事を決定した。
双日が株式を取得するエフビー・フードサービス(FBF)は、親会社であるピース・カニング社の製造する缶詰の卸事業や外食産業向けに多様な食品を短納期で配送する業務用食品卸事業を展開している。顧客からの要求に応じて、水産品・畜肉・野菜等の食材の一次・二次加工が可能な設備を備えており、卸売から食材加工までのワンストップサービスも提供している。
双日グループは、今後は双日食料のノウハウを活用した食材調達の多様化や、ASEANにおいて蓄積してきた食品卸事業の運営経験を活かしてタイの外食産業のニーズに応え、2020年には売上高100億円を目指していく方針である事を表明している。
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