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在インドネシア日本大使館は、石井正文大使がインドネシアの工業大臣と外務大臣に表敬訪問を9日に行い、各種問題に関して意見交換などを実施した事を発表した。

アイルランガ・ハルタルト工業大臣に表敬訪問した石井大使は、インドネシアで日本の企業が実施している人材育成について紹介し、日本政府の立場としてもこの分野を含む様々な面においてインドネシアと引き続き協力していきたい旨が述べられた。アイルランガ工業大臣からは、石井大使の着任を歓迎し、インドネシアに対する最大の投資国の一つである日本とさらに協力していきたい旨が述べられた。

ルトノ・マルスディ外務大臣に表敬訪問した石井大使は、東ジャカルタで5月に発生した自爆テロ事件にお悔やみを述べ、日本政府はインドネシア政府とテロ対策の分野に関しても協力していきたい旨が述べられた。今年度中に開催予定である「外務防衛閣僚会合(2+2)」や来年の日インドネシア国交樹立60周年に向けて準備を進めていきたい旨も述べられた。ルトノ外務大臣からは、外務防衛閣僚会合が開催される際に日本の岸田外相を迎えられる事を楽しみにしている旨が述べられるとともに、日本との経済協力案件については緊密に情報共有していきたい旨が述べられた。 また、両者は北朝鮮問題や南シナ海問題などの地域情勢に関しても意見交換を実施した。