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在インドネシア日本大使館は、石井大使夫妻が日本政府のODA(政府開発援助)を活用して実施されているジャカルタ首都圏のMRT南北線のスナヤン駅の工事現場を視察した事を発表した。

インドネシアでは経済成長が進むに伴い物流需要が急増し、特にジャカルタ首都圏では慢性的な交通渋滞に悩まされていた。そのため日本政府では、インドネシアにおける渋滞を解消させ、日本企業による質の高いインフラ輸出を促進する事を目的として、MRT南北線の整備を支援する事を決定していた。

今回の日本大使の視察は、ジャカルタMRT株式会社・JICAインドネシア事務所長・日本側コンソーシアム関係者による案内が実施された。説明では、現場で働く現地人スタッフや作業者に積極的な技術移転を行いながら工事を進めている旨が述べられた。日本大使は、シールド機を使った掘削により開通したトンネルや工事が進められている現場を視察した。大使は、今までの関係者の人々の尽力に感謝しつつ、引き続き安全な工事を進めるよう要請した。

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