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ホーチミン高島屋で、ベトナム初上陸となる日本産の『梨』お披露目会が23日に実施された。
日本政府とベトナム政府の間においては、ベトナム政府が植物検疫法を2007年に制定した関係で、日本の梨をベトナムに輸出する事が実質上禁止されていた。その後は両国の検疫関係局の間において、技術的・法的な観点からの協議を進めていた。その結果、新たな輸出植物検疫条件を設ける事で、日本梨の生果実の輸出が解禁される事となった。この条件では「生産園地等の登録」「輸出向けの徹底選果」「病害虫に対する検疫措置」等が定められている。
ホーチミン高島屋で開催された今回の梨解禁イベントでは、ベトナムの人々に梨を紹介していた。また、試食も行われていた。今回提供されたのは茨木県産の幸水であり、今後は他の県産およびに他の品種もベトナムで販売されていく予定である。なお、ベトナムでは日本産のリンゴの輸出も一昨年から解禁されており、日本産の果物の輸出が増加しつつある。
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