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日本の外務省は、外務省の招聘により来日しているインドネシア・イスラム寄宿塾教師の一行が、堀井巌外務大臣政務官への表敬訪問を3日に実施した事を発表した。
日本政府では、インドネシア政府との間における交流と相互理解を深めるために、インドネシアにおける教育と思想の形成に重要な役割を担うイスラム寄宿塾教師を招聘する事業を平成16年から開始している。この事業に参加したイスラム寄宿塾教師は、帰国後に日本での経験を教育カリキュラムに取り入れているケースもあった。また、日本でイスラム寄宿塾教師と交流を持った日本人は、インドネシアに関する理解を深めていた。
今回の表敬を受けた堀井政務官は、一団が都内や地方での教育現場及び企業現場視察や宗教間対話を行う事を通じて、両国間の相互理解が一層促進されることを期待している旨を述べた。東大寺において予定される宗教間対話では、日本人の他人に対する思いやりや寛容の精神を感じてほしいとの旨も述べた。
一団からは、今回の招へい事業が実施された事への感謝の意が述べられるとともに、日本の発展を支えてきた教育・技術・寛容の精神・清潔さを重んじる習慣等を帰国後の各寄宿塾での教育に活用していきたい旨が述べられた。
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