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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、日本に10月29日から31日の日程で訪問しているが、ドゥテルテ大統領はロシアや中国などとの間においても軍事協力と経済協力を進めている。
10月25日にロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、フィリピンのマニラ港に停泊したロシア海軍の大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」に訪問し、潜水艦の視察を実施した。また、甲板上で自動小銃AK-74(カラシニコフ)5000丁と軍用トラック20台などの引き渡し式典が開催された。前日の24日には、両国の国防相などの間において軍事技術提携契約を締結するとともに、RPG-7 (携帯対戦車擲弾発射器)と関連する装備の供給を実施する事にも合意していた。これらの供与と契約は、今年の5月にドゥテルテ大統領がロシア訪問した際に、ロシア政府と合意していた内容に基づくものであり、ドゥテルテ大統領は更なる軍事協力を進めていく方針である。
中国政府とも軍事協力を進めており、既に6000丁程度の自動小銃と弾薬が供与されている。25日には、中国のアリババ創業者であるジャック・マーからの表敬訪問を受けており、他の中国系企業からの表敬訪問も受けている。中国政府とは、特に経済面における協力を進めていく方針である。
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