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パラオ共和国のオイロー副大統領兼司法大臣が、外務省の閣僚級招へいにより19日から25日までの日程で来日している。
パラオ共和国は、フィリピンからみて東インドネシアからみて北東に位置する国である。訪日したオイロー副大統領兼司法大臣は、河野太郎外務大臣や日本政府高官等や関係省庁との協議を実施する。また、広島県も訪問する予定である。
日本政府は、南シナ海・東シナ海で一方的かつ強硬的な開発を進める中国を念頭に、太平洋の安全保障の観点からもパラオとの交流を強化している。9月15日には河野外務大臣がレメンゲサウ・パラオ大統領と会談を実施しており、北朝鮮問題に関しては日本の立場を全面的に支持する旨が述べられるとともに、漁業・捕鯨・観光・投資活性化・遺骨収集等の幅広い分野における両国間の協力を深化させるための協議を実施している。また、10月30日にはパラオ現地における持続可能なインフラ整備等の促進を通じて現地の経済活動や住民生活を支援するために、2億円の無償資金協力を実施する事も発表している。
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