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「東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)の第19回政府間会合」がカンボジアのシェムリアップで11月13日から14日にかけて開催された。
東アジア地域の周辺に位置する、カンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・ロシア・タイ・ベトナム・モンゴル・ミャンマー・フィリピン・日本・韓国・中国の合計13カ国は、この地域における『酸性雨問題の状況に関する共通理解の形成促進』『酸性雨防止対策に向けた政策決定に当たっての基礎情報の提供』『酸性雨問題に関する国際協力の推進』などの活動を実施する事を目的として、『東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)』を発足させている。加盟国では、この枠組みに基づく政府間会合を定期的に開催しており、今回は19回目となる政府間会合が開催される事となった。
今回の会合では、2017年の活動進捗報告が行われ、2018年の作業計画が承認された。実施された議論では、中国から人的交流・拠出金などを通じてEANETの活動を推進していきたいこと等が述べられた。日本政府からは環境省の担当官が出席した。
日本の環境省は、今後もEANETの活動を技術的・財政的に支援していく方針である事を表明している。
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