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日本の国土交通省とフィリピンの貿易産業省は、両国の建設分野の取組について意見交換などを実施するために、「第1回 日本・フィリピン建設会議」を11月23日にホテルジェン(HOTEL JEN)で共同開催した事を発表した。
日本の国土交通省の土地・建設産業局は、日本にとって重要な市場における日本のブランド力などの向上を図る事を目的として、他国政府との間で建設会議を開催するなどの施策を実施していた。この取り組みの一環として、フィリピンの貿易産業省との共催により、第1回となる「日本・フィリピン建設会議」が開催される事となった。
日本側からは、国土交通省の大臣官房審議官・在フィリピン日本国大使館の経済公使・一般社団法人の海外建設協会の専務理事・現地の日系企業関係者などの合計20人が参加した。
フィリピン側からは、貿易産業省の事務次官(国際ビジネス担当)・公共事業道路省の課長・労働雇用省の課長・フィリピン人材養成基金の部長・フィリピン建設業協会の事務局長・現地の企業関係者などの合計約50人が参加した。
会議では、日本側からフィリピンからの技能実習生が5年間で約4倍に増加していることを受けて、日本政府が取り組んでいる外国人を含む建設人材育成の施策を発表した。フィリピン側からは、ドゥテルテ政権の「Build, Build, Build」の方針などの計画が発表された。また、意見交換が行われ、人材育成をはじめとする建設分野における相互協力に関する覚書の署名が行われた。
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