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日本とタイの両政府は、メコン地域における環境対策などの各種取り組みの意見交換等を実施する事を目的として、「第5回グリーン・メコン・フォーラム」を2月12日にタイの首都バンコクで開催した。
この「グリーン・メコン・フォーラム」は、日本とメコン地域の諸国であるカンボジア・ラオス・ミャンマー・タイ・ベトナムなどの国が、メコン地域における環境問題などに関する意見交換を実施する事を目的として、定期的に開催されているものである。第5回目となる今回のフォーラムには、日本とメコン諸国から関係者と、国連環境計画(UNEP)や国連防災戦略事務局(UNISDR)などの関係者が参加した。フォーラムの議長は、タイのアータユット・シーサムート外務省国際経済局長と志水史雄外務省南部アジア部参事官が務めた。
セッション1ではテーマを「持続可能なメコン」(気候変動・再生可能エネルギー)をとして、気候変動に対する著しい脆弱性、再生可能エネルギーの普及や情報共有、データ収集、気候変動適応と防災の統合の必要性等が指摘された。
セッション2ではテーマを「防災・水資源管理」として、各国における対策の進捗や経験を共有した。
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