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国立研究開発法人の農業・食品産業技術総合研究機構(NARO)とタイ国立科学技術開発庁(NSTDA)は、日本とタイ両国の農業技術分野および食品科学分野等の発展を目的として、連携協定覚書を締結した事を発表した。
2月16日に実施された覚書の調印式では、NAROの副理事長とNSTDAの理事長が署名を行い、タイのスヴィット・マエシンシー科学技術大臣とチューチャーイ・チャイワイウィット臨時代理大使も立ち会った。
今後は、両者は革新的技術であるゲノム編集の分野を中心として、研究活動の連携協力を推進していく事となる。また、この協力協定締結により、農研機構とタイ国立科学技術開発庁の協力促進にとどまらずに、更なる日本とタイの広範な活動との協力推進が期待される。
なお、NSTDAは、傘下にタイ国立遺伝子生命工学研究センター・技術管理センター・タイ国立金属材料技術研究センター・タイ国立電子コンピューター技術研究センター・タイ国立ナノテクノロジー研究センターの5つの研究所を有しており、タイの科学技術における研究開発・人材育成・技術移転などを担っている。
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