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日本の政策金融機関の一つである株式会社国際協力銀行(JBIC)は、日本の化粧用道具の製造・卸売を行う中小企業の株式会社篠原のカンボジア進出を支援するために、三菱東京UFJ銀行との協調融資を実施する事を発表した。
株式会社篠原は、化粧用道具の製造・卸売を行う中小企業であり、カンボジアにおける製造・卸売拠点「SHINOHARA (PHNOM PENH) CO., LTD」を2017年7月に設立していた。この篠原では、化粧用道具の需要の高まりを踏まえて、カンボジアの拠点を通じて生産能力の拡大とグローバルな販売強化を企図していた。JBICは、この計画を支援するために融資を実施する事を決定した。
今回の融資は三菱東京UFJ銀行との協調融資によるものとなり、JBIC分は合計1,937千米ドル、協調融資総額は合計約2,933千米ドル相当となる。融資された資金は、カンボジアのプノンペン市で行う化粧用道具の製造工場の新設に使用される。
JBICは、今後も日本の公的金融機関として、金融面から東南アジア等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を支援していく方針である。
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