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日本政府は、フィリピンのダバオ市におけるエネルギー回収型廃棄物処理施設を整備する支援とマラウィを復興させるための支援を実施する事にともない、交換公文署名のための式典が20日にフィリピンで開催された事を発表した。
今回の支援は、無償資金協力として実施されるものであり、「ダバオ市エネルギー回収型廃棄物処理施設整備計画」として供与額50億1,300万円、「マラウィ市及び周辺地域における復旧・復興支援計画」として供与額20億円により実施されるものである。ダバオ市のエネルギー回収型廃棄物処理施設整備計画は、年々増加する都市廃棄物の減量化とそのエネルギー利用を同時に図る施設の建設と運営を行うものである。マラウィ市等の復旧・復興支援計画は、日本製重機計27台などの供与が行われるものである。
開催された式典には、羽田浩二駐フィリピン大使とフィリピンのカエタノ外務大臣が出席した。式典で羽田大使からは、今回の支援は、日フィリピン間の戦略的パートナーシップの黄金時代において、日本が引き続きフィリピンを支援していくことを示すものであるとの旨が述べられた。カエタノ大臣からは、ドゥテルテ大統領とフィリピン国民に代わって、ドゥテルテ大統領が兄弟以上の友人と呼ぶ日本からの支援に心から感謝したいとの旨が述べられた。
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