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中国政府とフィリピン政府は、習近平国家主席とロドリゴ・ドゥテルテ大統領が中比首脳会談を10日に実施した事を発表した。

習近平国家主席は会談で、ドゥテルテ大統領が就任していらい両国の関係は改善しているとして、中国側はフィリピンとの友好的な関係を構築する方針であり、フィリピンの発展を誠実に支持している事を述べた。また、両国は一帯一路の政策の中で、様々な分野における開発戦略の連携を強化していき、相互に有益な協力を進め、安全保障分野の協力を更に進めていくべきであるとの考えを述べた。また、中国は、フィリピンにおける対テロ・薬物対策・犯罪撲滅の取り組みを支援している事も述べた。

ドゥテルテ大統領は、現在の中国とフィリピンの関係は改善しており、フィリピン側は中国側の経済支援と対テロ対策における支援を高く評価しているとの旨を述べた。また、フィリピン側は、経済・貿易・観光・漁業・教育・インフラ開発・安全保障の分野において、中国との協力を積極的に進めており、南シナ海問題は二国間の情報交換と協議を通じて、この地域の安全と平和を継続的に維持する用意がある事を述べた。