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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領の娘であるサラ・ドゥテルテ・ダバオ市長は、中根一幸外務副大臣への表敬訪問を17日に実施した。

サラ市長からの表敬訪問を受けた中根副大臣は、サラ市長の訪日を歓迎するとともに、戦前から日本との長い友好の絆で結ばれているダバオ市に日本総領事館を設置することが決定された旨を伝え、この総領事館の設置を通じてフィリピンと日本の緊密なパートナーシップの更なる深化に取り組んでいく旨を述べた。また、ダバオ市などの地方都市開発は両国の重要な協力分野であるため、交通や防災等の分野での具体的な協力を更に進めていきたい旨を述べた。

サラ市長からは、今までのダバオ市に対する日本政府の支援と日本総領事館の設置に対する感謝の意が述べられた。また、環境・道路・交通・下水等の分野における日本の取組に対する関心が表明された。

サラ・ドゥテルテ・ダバオ市長は、現職のロドリゴ・ドゥテルテ大統領の娘であり、2010年に父親に代わってダバオ市長選に出馬して当選していた。