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在フィリピン日本大使館は、日本政府が円借款事業により支援していたプラリデルバイパス建設事業の一部が完成した事に伴い、竣工式を開催した事を発表した。
フィリピンのマニラ首都圏北部に位置するプラリデル市周辺では、人口増加に伴い交通量が増大しており、渋滞が悪化していた。そのため日本政府は、プラリデル市周辺の交通渋滞を緩和させ、輸送能力・効率向上を図ることによりマニラ首都圏と北部近郊地域の経済発展を支援する事等を目的とした、円借款「プラリデルバイパス建設事業」を実施していた。この事業のフェーズ1は既に終了しており、フェーズ2も完了した事により、竣工式が実施される事となった。
フェーズ2の竣工式に開催に合わせて、フェーズ3の起工式も開催された。この式典には、フィリピン政府からはビリヤール公共事業道路大臣・ツガデ運輸大臣等が参加し、日本政府側からは石井国土交通大臣と羽田大使が参加した。式典では、ビリヤール公共事業道路大臣から、フェーズ2の完成による渋滞緩和への期待が示され、この事業のフェーズ3への日本からの支援について感謝の意が表された。
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