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日本の外務省は、モンゴルの若手行政官等が日本の大学院で修士・博士の学位を取得する事を支援するため、3億900万円の無償資金協力を実施する事を発表した。
モンゴルでは、産業構造の多角化・雇用の創出・法制度の整備・インフラ整備等の取り組むべき課題に対して、政府機関の人材が不足しているという問題が発生していた。日本政府では、モンゴルに対して持続可能な経済成長の実現を促す取組を行っていたために、この取り組みの一環として、モンゴルの若手行政官の日本への留学を支援する事を決定した。
この支援は「人材育成奨学計画」として実施される。支援に関する書簡の交換は、モンゴルの首都ウランバートルで高岡正人駐モンゴル大使とチメド・フレルバータル大蔵大臣との間において実施された。
今回の支援では、最大で22人のモンゴルの若手行政官等が日本の大学院に留学する事が可能となる。この協力により日本に留学した人材が、将来はモンゴルの各分野で開発課題の解決に貢献することに加えて、日本とモンゴルの相互理解や友好関係の増進に寄与することが期待される。
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