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独立行政法人の国際協力機構(JICA)は、タイ北部チェンライ県のタムルアン洞窟で閉じ込められていた地元サッカーチームの少年とコーチが救出された件に関して、JICAはこの救出活動で排水等の協力を実施していた事を発表した。
JICAでは、事案発生後に排水と土木の専門家2名等を現地に派遣して、タイ政府関係者に効率的な排水方法を助言し、国立研究開発法人の宇宙航空開発研究機構(JAXA)等の協力を得て衛星画像を活用した精緻な地形図を作成し、救助用坑道や雨水流入口の探査等に活用できるようタイ政府に提供していた。また、2014年にタイ政府に無償供与したポンプ車2台も現地に派遣され、排水に活用されていた。
このJICAの支援活動に対して、タイのワチラロンコン国王から本活動に参加した全関係者に向けた感謝状が7月4日に送られ、ソムキット副首相からは感謝の言葉を18日に送られていた。タイ国内においても様々なメディアやSNSで感謝の気持ちが寄せられていた。また、日本国内からも救助活動期間中に救助方法に関する提案や励ましの声が寄せられていたため、これらの声に対してJICAは感謝の意を述べている。
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