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中国外務省は、中国の海軍病院船『ピース・アーク(Peace Ark) 』が、パプア・ニューギニア、バヌアツ、フィジー、トンガの4つの太平洋島嶼国への医療援助を実施した事を発表した。
中国外務省で23日に実施された定例記者会見の際に、記者から「中国の海軍病院船ピース・アークが、パプア・ニューギニア、バヌアツ、フィジー、トンガの4つの太平洋島嶼国への医療援助の任務を実施しました。この件に関しての詳細をお話して頂けますでしょうか?」との旨の質問が行われた。
この質問に対して外務省の報道官は、「中国海軍の病院船は、7月11日から8月20日にかけて、パプアニューギニア、バヌアツ、フィジー、トンガの現地の人々に人道医療サービスを提供しました。なお、船がパプアニューギニア、バヌアツ、フィジーを訪問するのは2回目となります。中国海軍の病院船の訪問は、4カ国の政府と国民から暖かく歓迎されました。これらの人々のニーズを満たすために、病院船は24時間体制の医療サービスを提供しました。現時点での情報では、今回の訪問で、パプアニューギニアで6209人、バヌアツで4696人、フィジーでは6577人、トンガで5532人にもわたる医療相談や治療法を提供しました。」との旨の回答を行った。
その後に報道官は、「中国の海軍病院船『ピース・アーク』の太平洋諸国への訪問は、国際的な人道主義の推進を実践する中国の外交理念を体現しているものとなります。中国と太平洋島嶼国は、保健分野における交流を強化しており、友好関係を前進させています。中国は、太平洋島嶼国の人々の福祉・経済・社会などの発展を支援していきます。」との旨を述べた。
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