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中国外務省は、王毅外相がベトナムとフィリピンに9月15日から18日までの日程で訪問する事を12日の定例記者会見の際に発表した。

今回の訪問は、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外務大臣から、フィリピンのアラン・ピーター・カエタノ外相から、それぞれ招聘を受けたことにより実施されるものである。

中国外務省の発表によると、中国とベトナムの関係は健全な発展を遂げており、両国首脳の歴史的訪問等により双方の協力が更に深まっており、人と人との交流が活発化している。中国側は、包括的な戦略的協力パートナーシップを拡大して、両国の利益のためにも、ベトナムとの協力を希望しているとしている。今回の王毅外相のベトナム訪問が実施されることにともない、現地で中国・ベトナム二国間共同協力委員会第11回会合が開催される。この会合では、両国が共同で包括的な戦略的協力を進めるための方策を検討していく。

中国とフィリピンとの関係は、政治的相互信頼を深めて実践的な協力を進めている事等の理由により、両国関係は改善し続けている。フィリピンは、ASEANにおける対中国調整国を務めており、今年後半に向けて更なる政治的・外交的な取り組みを進める事を目指している。今回の王毅外相のフィリピン訪問は、両国首脳間の重要な合意をさらに深め、友好協力を強化していく事になるとしている。

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