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日本の環境省は、アジア開発銀行(ADB)が、二国間クレジット制度(JCM)日本基金を活用した第四号案件として、モンゴルのウリアスタイ地域への先進的な蓄電池とエネルギー管理システム(EMS)を備えた太陽光発電システム導入プロジェクトを承認した事を発表した。

日本の環境省では、導入のコストが高い事等の理由により、ADBのプロジェクトで採択が進んでいない先進的な低炭素技術がプロジェクトで採用されるように、平成26年度からADBに設立したJCM日本基金に資金を拠出して、この技術の追加コストを軽減することで、アジア途上国における先進的な低炭素技術の普及と拡大に貢献しつつ、JCMでのクレジット化を目指す取り組みを進めている。

この取り組みを進めた結果、ADBがモンゴルにおける再生可能エネルギー拡大プロジェクトを承認した。承認されたJCM日本基金のプロジェクトは、モンゴルのウリアスタイ地域で実施されるものである。導入される技術は、先進的な蓄電池とエネルギー管理システム(EMS)を備えた太陽光発電システムであり、想定される排出削減量は、年間で約6,423tCO2となる。

今後は、環境省とADBはモンゴル政府と連携し、このプロジェクトのJCMプロジェクト登録に向けた手続を進めていく予定である。

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